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LMC Championships 2010


ラウンド 8: 高田 綾(東京) vs 笹本 木綿子(東京)

Written by Takamasa Sato

スイスラウンド最終戦。

どうやら、2 敗がボーダーのようだ。勝てばオポネントによっては決勝ラウンド進出の可能性があるラインから、女性同士による対戦をお伝えしよう。

Game 1

高田 綾
高田 綾

有識者によれば、ヴァラクート同型では三つのステージがあると言う。

一つ目、ダイスロール。

二つ目、正しいハンド。

三つ目、どちらが先に《原始のタイタン》にたどりつくか。

重要なダイスロール(1 ステージ目)には、高田が勝利。両者、1 マリガンでキープ(2 ステージ目)。

先手高田が《探検》から《怒り狂う山峡》をセット。対する笹本は《草茂る胸壁》

高田、3 ターン目に《砕土》。早くも 5 マナに到達するが、セットランドは出来ない。笹本も《砕土》して、《森》をセット。さらに《耕作》して 6 マナ。

土地の止まっている高田は、お祈りしてからドロー。

無事ランドを引き込むと、《召喚の罠》から《原始のタイタン》! 《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》 2 枚をサーチ。

対する笹本も《原始のタイタン》をプレイ。こちらは《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》《山》をサーチし、手札から《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》をセットしてエンド。

返しに高田は《原始のタイタン》アタックから《山》 2 枚をサーチ。《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》《原始のタイタン》を殺し、笹本の本体に 12 点のダメージを与える。

さらに、高田がプレイしたのは《ゼンディカーの報復者》

事実上、笹本の最後のターン。《探検》《ムル・ダヤの巫女》《山》 2 枚が手札にあり、場には《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》 2 枚もあったが、どう計算しても 2 点足りず。

高田 1 - 0 笹本


サイドボード

Acidic Slime

高田、《稲妻》 2 枚を《酸のスライム》に。

笹本、《業火のタイタン》 4 枚を《酸のスライム》と入れ替える。

とにかく少しでも土地を破壊し、相手の動きを遅らせなければならない。

Game 2

笹本先手。1 マリガン。土地 3 枚に《酸のスライム》 2 枚、《砕土》というハンドをキープする。対する高田はヴァラクートを含む土地 4 枚に《耕作》《酸のスライム》《原始のタイタン》とあるハンドをキープ。

序盤、お互い 2 マナ域はないため、土地をセットするのみ。

最初に動いたのは高田。《耕作》から 4 枚目の土地を置き、手札に《山》を確保する。

そのエンドに笹本は《砕土》。ここまで連続して《酸のスライム》を引き、笹本の手札には《酸のスライム》が 4 枚!

笹本は早速《酸のスライム》を置き、高田の《森》を破壊する。

高田も《ムル・ダヤの巫女》を置く。高田も 2 枚の《酸のスライム》を引き込んでいるのだが、後手であり、しかもトップが見えている状態では不利。

次のターンから、笹本は 2 枚連続で《酸のスライム》をプレイ。《森》とヴァラクートを破壊された高田は、何もできず。

高田 1 - 1 笹本


Game 3

笹本 木綿子
笹本 木綿子

再び先手の高田。ノーランドマリガン。キープした 6 枚は、土地 3 枚に《探検》《草茂る胸壁》《ゼンディカーの報復者》

笹本は 7 枚キープ。こちらの内容は、土地 3 枚に、《カルニの心臓の探検》《草茂る胸壁》《酸のスライム》《召喚の罠》

高田、《森》を 2 枚設置しての《草茂る胸壁》。笹本は《カルニの心臓の探検》

高田、3 ターン目に引いてきた《耕作》をプレイ。先に 5 マナに到達する。しかし、笹本も《耕作》をプレイ。《カルニの心臓の探検》のカウンターは既に 2 つ。土地は 4 枚。

高田、《探検》でドローして、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》をセット。次のターンには《ゼンディカーの報復者》が出せる。

笹本、《カルニの心臓の探検》を重ねてセットランド。これでカウンターは 3 つ。いつでも大量のランドを呼び込めるが、手札にあるのは《召喚の罠》。まだ急ぐタイミングではないと判断し、《草茂る胸壁》をプレイしてエンド。

高田、5 ターン目に予定通り、《ゼンディカーの報復者》。7 体のトークンは、セットランドで 1/2 になる。

笹本、何もせずエンド。

高田、《召喚の罠》の気配を感じつつも、《ゼンディカーの報復者》とトークンでアタック。対応して笹本は《召喚の罠》

しかし、これでめくれたのは《酸のスライム》。もしも《原始のタイタン》なら 24 点。《ゼンディカーの報復者》ならブロックして勝てたのに!

高田、セットされていた《進化する未開地》 2 枚を起動し、トークンに+1/+1 カウンターを乗せて蹂躙。

高田 2 - 1 笹本


同型で《酸のスライム》は強いが、入れすぎるとデッキをゆがめる。

ヴァラクートが最も強いのは高速展開からの《原始のタイタン》《ゼンディカーの報復者》であり、5 マナでスライムを呼ぶよりは、マナ加速の方が強い局面が多いからだ。さらに、4 枚まで積んでしまうと《召喚の罠》の外れ率も高くなるとのこと。

しかし、先手からの固め引きで一方的に勝てる試合もあるため、先手後手での入れ替えや、細かなプレイングの工夫が必要といえるだろう。

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